初めてニューヨークに来た旅人でも、街を少し歩くと「ここ知ってる!」という風景に出会うはず。それはきっと、知らないうちに何度もスクリーンでニューヨークに出会っていたからでしょう。そんな魅力的な街を映画と一緒にご紹介!
映画が似合う街、ニューヨーク
数えきれないほどの映画の舞台になってきたニューヨーク。都会としての顔、憧れの場所としての顔、戦いの場所としての顔。さまざまな描かれ方をしていますが、人生を精一杯生きている人々の背景として、これほどふさわしい街があるでしょうか。
■芸術の街、ニューヨーク

ニューヨークを俯瞰で捉えたオープニングが印象的な『ウエスト・サイド物語』。プロローグの場面は、アッパー・ウエスト・サイドの廃墟で撮影されています。今、その場所は再開発され、なんと芸術の拠点、リンカーンセンターに。メトロポリタンオペラ、ニューヨークフィル、ニューヨークシティ・バレエなど、そうそうたる団体の本拠地です。最近では『ブラック・スワン』の主人公、ナタリー・ポートマンがニューヨーク・シテイ・バレエ団のバレリーナという設定だったので、何度も画面に登場しました。
もうひとつ、1891年のオープン以来、ずっとニューヨークの音楽の殿堂であり続けたのがカーネギー・ホール。『ミュージック・オブ・ハート』でメリル・ストリープが生徒たちと目指すのもカーネギー・ホールです。
■ロケの定番、セントラル・パーク

ニューヨーク中心部にある広大なセントラル・パーク。ニューヨークの映画には、必ずといっていいほどでてきます。『アニー・ホール』でウディ・アレンとダイアン・キートンが通行人の真似をしているのがセントラル・パーク。公園内のレストラン「タバーン・オン・ザ・グリーン」や広大な芝生「シープ・メドウ」は『ウォール街』に、天使の像がある噴水で有名な「ベセスダ・テラス」は『恋人たちの予感』『グリーン・カード』で見ることができます。1876年のニューヨークから現代にタイムスリップする主人公が『ニューヨークの恋人』で観光用の馬を駆ってひったくりを追いつめるのもセントラル・パークです。
『恋人たちの予感』でハリーとサリーがニューヨークで再会した後に出かけるのが、セントラル・パーク内にあるメトロポリタン美術館。ガラス越しに美しい緑が見えるデンデュール神殿で撮影されています。
アメリカ自然史博物館もセントラル・パークに面して立っています。『34丁目の奇跡』のオープニングのパレードシーンは、セントラルパーク・ウエストの通りで撮影されました。
■ニューヨークの恋人たち

『恋人たちの予感』で最も印象的なのが、サリーがレストランの中で色っぽい声をだし、ハリーや回りの人たちを驚かせるシーンではないでしょうか。撮影が行われたのは1888年創業の老舗のカッツ・デリカテッセンKatz's Delicatessen(205 EAST HOUSTON STREET)。分厚いパストラミ・ビーフのサンドイッチが名物です。ここは気の置けない庶民的なお店ですが、高級レストランだって星の数ほどあります。例えば21クラブ21club(21 West 52nd St.)。恋人たちではありませんが、マイケル・ダグラスとチャーリー・シーンが『ウォール街』でパワーランチを食べていました。
いかにもニューヨークらしいのが、書店での出会い。クリスマスプレゼントに買った本の包みを間違って持って帰ったことで知り合う『恋におちて』。ロケ地となったリゾーリRizzoli(31 West 57th St.)は、アート系の本が多く、芸術家のファンも多い老舗です。
ブルックリンの南端にあるコニーアイランドは、ボード・ウォークや遊園地(今は閉園)があり、庶民の夏の遊び場でした。『トゥー・ウイークス・ノーティス』で久しぶりにお目見えしています。サンドラ・ブロック演じる弁護士がコニーアイランドのコミュニティセンターを守ろうと乗り込んで行く不動産会社の社長がヒュー・グラント。さて、どういう展開が待っているのでしょうか。











記載したロケ地へのアクセスはあくまでも一例で、ほかに複数のアクセス方法がある場合があります。また現地の交通事情は変更になる可能性がありますので、実際に行かれる場合は事前にご確認ください。


















