旅への憧れが芽生える場であり、出会いと別れの場でもある空港は、人生の中で特別な意味を持つ場所かもしれません。アクションから恋愛映画まで幅広いジャンルの中から空港を舞台にした作品を集めました。
旅人が行き交う空港。さまざまな空港が映画の舞台に
旅行先で必ず立ち寄る空港。ここでは毎日のように様々なドラマが起きています。映画でも空港は重要なロケ地。なかには空港そのものを描いた映画も少なくありません。乗機待ちやトランジットで長い時間過ごす機会も多い空港も、映画の舞台と思って見直すと、興味深い場所に見えてきます。
■ニューヨークの空港が舞台といえば

「空港から出られない……」最悪の状況ですが、そんなことも起こりうるのだ、と教えてくれたのが映画「ターミナル」。旅行中に本国が内戦状態になり、パスポートもビサも無効になってしまったトム・ハンクス演じるビクターは、ニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港(JFK)から出られなくなってしまいます。入国も出国もできないビクターが暮らすのは空港の67番ゲート内。生活手段は25セントの払い戻しを受けずに放置されたカート。そのうち空港の工事業者にバイトで雇われるようにもなります。映画はセットでしたが、空港の様子はそのまま再現されています。ターミナルを撮ったスピルバーグは、1960年代のJFK空港を舞台にした「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を、こちらはロケで撮っています。撮影されたのは、いまはなきTWA航空の第5ターミナル。現在LCCのジェットブルー航空が利用しています。ニューヨークへ着いたら、待ち時間にロケ地探しを楽しんでみては?
■パリ、ロンドンの空港も舞台に

同じように空港から出られなくなるのが「パリ空港の人々」。こちらの舞台はパリ、シャルルドゴール空港(CDG)。物語は実話をモデルにしていて、映画も空港で撮影されました。映画では空港滑走路でウサギ狩りをするシーンがありますが、実際この空港はウサギがいっぱい。着陸時に窓から、逃げまとうウサギを眺めることができます。CDG空港は、ジャン・レノ主演「シェフと素顔と、おいしい時間」にも登場します。CDG空港は24時間オープン。深夜の空港の不思議な情景は、深夜発、早朝着の日本便利用者なら比較的簡単に体験することができます。
ニューヨーク、パリと並び馴染み深いロンドンのヒースロー国際空港(LHR)。ここを舞台にした作品のなかで、近年印象的だったのが「ラブ・アクチュアリー」。撮影された空港ロビーはターミナル3。ヴァージンアトランティック航空が発着しています。
■アクション映画から恋愛映画まで

空港、といえば思い出すのが「ダイ・ハード」シリーズ。「1」はロサンゼルス国際空港(LAX)、「2」はワシントン・ダレス国際空港(IAD)が舞台。どちらも行く前に見たい、という映画ではありませんが、LAXは「シティ・オブ・エンジェル」「ザ・インターネット」でも登場。ちなみに「ダイ・ハード1」に出てくるのは展望レストラン「エンカウンター」。空港でもっとも見晴らしのいい場所です。ちなみに、ロサンゼルス国際空港は「バレンタインデー」にも 登場します。
ちょっと異質ですが、沢木耕太郎さんが「深夜特急」のタイトルのインスピレーションを得たという映画「ミッドナイト・エクスプレス」はイスタンブール空港(IST)が舞台。映画の内容を知ってトルコ政府は上映禁止にしたといういわくつきの映画です。
最後に、お馴染み成田東京国際空港(NRT)と関西国際空港(KIX)を舞台としたのが、2008年公開の邦画「ハッピーフライト」。ホノルル便を利用するなら、観ておくと楽しいかもしれません。











記載したロケ地へのアクセスはあくまでも一例で、ほかに複数のアクセス方法がある場合があります。また現地の交通事情は変更になる可能性がありますので、実際に行かれる場合は事前にご確認ください。















