これまでに数多くの海外旅行経験をもつ西舘さんが、旅心をかき立ててくれるお気に入りの10冊をセレクションしてくれました。ヨーロッパからアジアとエリアも豊富です。
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観光 (ハヤカワepi文庫)
ラッタウット ラープチャルーンサップ/早川書房 ¥ 840
目が見えなくなるとわかったら、最後にどんな景色を見たいだろう? 「タイ系アメリカ人」作家のラッタウット・ラープチャルーンサップの短編「観光」は、もうすぐ目が見えなくなる母と、もうすぐ大学...

星の巡礼
パウロ・コエーリョ/角川文庫 ¥ 630
「アルケミスト」で知られるブラジル人作家。その作品はどれも宗教色が濃いのですが、これはオカルトから魔法まで持ち出して、著者の趣味(というか生き方)がたっぷり盛り込まれた一冊です。 主人公...

チャーリーとの旅
ジョン スタインベック, 竹内 真/ポプラ社 ¥1,890
「二十日鼠と人間」「怒りの葡萄」「エデンの東」と、アメリカの深部を描いた作家が、すっかり有名になってからトラックでアメリカを知る旅に出る。いまと違い出会った人たちは彼が大作家だなんて知り...

オヴニー・パリガイド
エディション・イリフネ/草思社 ¥1,890
いまも外国人の集まるバーなどで無料配布されている「オヴニー」というミニコミの前身が「でふね・いりふね」というミニコミ誌。1970年代から80年代にかけて、リアルタイムのパリ情報を仕入れることので...

町からはじめて、旅へ
片岡 義男/晶文社
何度も行ったハワイだけど、夢に見る光景があります。平日の午後、日差しの強い公園で、ベンチに腰掛けた日系のおじいさんに、昔話を聞く……。これを実際にやってのけたのが片岡義男。そこで聞...

台湾自転車気儘旅 世界一屋台メシのうまい国へ
石田ゆうすけ/メディアファクトリー ¥1,470
台北の誠品書店へ行くと大量に現地のガイドブックを買います。少し前までよく見かけたのが、GPS対応の経度緯度の載ったもの。数値端末(ガーミンなど)が流行っていたらしく、かなり人里はなれた場所も...

ウォールデン 森の生活
ヘンリー・D. ソロー/小学館 ¥3,045
「森の生活」は1850年代、マサチューセッツ州コンコードの20代の青年が「人間を耕す」ために社会生活を捨て、湖のほとりで2年間を過ごした記録です。古典といってもいい名著。それが、実際の舞台を知る...

シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
ジェレミー・マーサー/河出書房新社
パリで夜中、なにもすることが思いつかないとシェークスピア&カンパニー書店まで散歩します。サン・ジェルマン・デプレから30分くらい。ソルボンヌからなら15分ほど。そんなロケーションなので、夜中の...

ぼくの伯父さんの休暇 (中公文庫)
ジャン=クロード カリエール/中央公論新社 ¥840
バカンス大国といわれるフランス。でもその実際はあまり知られていません。2週間もある休みに、家族総出で避暑地へ出向くのだから、もちろんお金はかけない。外国人が泊まるホテルとはあきらかに違う...

釣魚大全
C.コットン R・ヴェナブルズ/平凡社
釣り人のバイブル。かつて開高健氏は、この本の最後の一行「STUDY TO BE QUIET」を、「静謐の研究」「おだやかなることを学べ」と訳しました。これはもともと新約聖書の言葉だそうです。最後の審判、世界が...


トラベルライター西舘彰芳さん プロフィール
雑誌「POPEYE」にはじまり海外旅行情報誌「エイビーロード」やガイドブック取材など、50カ国以上150回以上の渡航歴を持つ。本に海外の地名が出てくると「どうやったらここへ行けるのだろう?」と、いつの間にか旅程表を組み立てているそうです。最近は「自分専用の旅行ガイド」を作って、持っていくのが楽しいとか。そんな「アームチェア・トラベラー」の西舘さん。どんな本で、どこへ行こうと画策しているのでしょうか?



















